親子の絆を強くする父性と母性
広安小学校 家庭教育セミナー


 みなさん、今日は。
 ただいまご紹介いただきました中川です。よろしくお願いします。
 私は、ただいま校長先生のご挨拶を一生懸命聴いている皆様の姿を見て感心しました。校長先生の言葉に、「子どもたちは集会などで一言の私語もなく熱心に話を聞いています」とありました。子の親にしてこの子ありと思いました。親であるみなさんが一生懸命聴いていらっしゃる。人の話は一生懸命聴くものだと言うことを身をもって示しておられる。すばらしいことですね。このこと一つとってもここ広安小学校の家庭教育はすばらしいと思います。
 こんなすばらしい家庭教育をしていらっしゃる皆様に家庭教育について話をすることなど無用かもしれませんが、入学前の家庭教育で特に気をつけて欲しいことをこれからお話ししたいと思います。
 ところで、お子さんも保護者の皆さんも学校生活への期待でいっぱいのことと思います。お子さんは、毎日、ランドセルを背負って登校する真似事をしてるのではありませんか?真新しい机・椅子でお絵かきしたり絵本を読んだりしていることでしょう。
 長男・長女が入学する家庭、手を挙げてもらえませんか?(3分の1程度)
 ありがとうございます。30家族ほどが初めての入学ですね。これまで入学説明会などで何度か、学校にお出でたでしょう。親さんの顔と名前を何人くらい覚えましたか?保育園や幼稚園で一緒だったところは顔見知りでしょうが、そうでない人はなかなか覚えられませんね。
 そこで本日は、まずはじめに手製の名刺交換をする予定でした。会場の都合で名刺交換はできませんが、私の意図をお話しますね。
 そこに名刺を作る用紙があるでしょう。それを見てください。
 お子さんの名前を書きます。お父さんかお母さんの名前を書きます。地区名、例えば安永1町内などと書きます。そして、お子さんを紹介する言葉を書きましょう。そこには4枚の名刺を作るようにしていますので、それぞれにお子さんの特徴、長所を書いて欲しいのです。
 それでは、何と書くか4つ、思い浮かべてください。
 4つ、すぐに思い浮かびましたか?
 お子さんの短所はすぐに思い浮かぶが、長所はなかなか思い浮かばないという方いらっしゃいませんか?
 先ほど校長先生は、「高学年の子どもたちに『私のいいところを言って』と言ってもなかなか私のいいところを褒めてくれない。自分では足も長いし、お腹も出ているのでとてもかっこいいと思っているのだが・・・」とおっしゃいました。
 私も校長先生の足が長いとは思いません。私と同じで短い方だと思います。けれど、お腹が出てかっこいいと思っていらっしゃるのは、「食欲も旺盛で健康だからお腹が出ている。これはすばらしいことだ」と思っていらっしゃるからでしょう。
 校長先生、どうですか?(「そうです」という返事がある。)
 何事も表があれば裏があります。プラスと捉えるか、マイナスと捉えるかです。
 「うちの子は一時もじっとしていないでおっちょこちょい」と捉えるか、「元気が良く活動的」と捉えるかです。
 「引っ込み思案」と捉えるか、「思慮深い」と捉えるか。
 表から見た場合と裏から見た場合とではとらえ方が違います。マイナスと捉えるよりもプラスと捉えた方がみんなが幸せです。
 今、目の前にいるお子さんをありのまま受け入れ、愛して欲しいと思います。実は、これが母性です。
 本日は、名刺交換はできませんが、これから先、学級PTAなどで名刺交換をして、お子さんと親御さんの顔と名前を早く覚え、顔見知りになってください。そして、保護者全員で子どもたちの成長を見守っていきましょう。お手元の資料はその参考にして下さい。
 東日本大震災後、「絆」という言葉があちこちでつかわれています。みなさんご存じのように「絆」は2011年の今年の漢字でした。
 絆にはいろいろな絆がありますが、親子の絆を考えてみます。
 子どもを育てていくうえで、母性と父性という機能はとても大切なものです。 親が子どもを育てることを幸せに感じ、子どもも「お父さん、お母さんの子でよかった」と思えるような、親子の絆を作るのは、「母性」と「父性」だと私は思っています。これが家庭教育の基本です。
 母性とはなんでしょうか。父性とはなんでしょうか。さまざまな定義がありますが、私は次のように考えています。
 母性とは、「我が子であることをありのまま素直に受け入れ、わが子を愛し、認め、安らぎを与える力」です。
 子どもにとっては、「ありのままの自分を受け入れ、認め、そして絶対的なやすらぎを与えてくれる」、これが母性です。保護してくれる存在です。
 これに対して、父性とは、「よく見て、しっかり関わって、ダメなことはダメと気迫を込めて叱る、これはしてはいけない、こうしなければならないというルールやマナーを教える力」です。
 この両方をバランスよく受け止めながら、人は成長し、人格を形成していくのです。
 母性と父性というより、母性的なものと父性的なものというほうが良いかも知れません。男性女性に関係なく、だれもがもっているものだということです。女性のなかにも父性はありますし、男性のなかにも母性はあります。
 それはつまり、たとえ母子家庭、父子家庭であっても、子どもに母性と父性の両方をバランスよく与えることはできるということです。一人で父性的な役割と母性的な役割を担うことはできます。
 母性と父性はバランスが大切だといいましたが、どちらか一方が強すぎたり、足りなかったりすると、子どもによくない影響が出ます。
 母性が強すぎると、甘えん坊で自立できない人間に育ちます。
 父性が強すぎると、幼児性と攻撃性が出てきます。
 子どもにとっていちばん大切なのは、「どんなことがあっても、親は自分のことを愛してくれる、守ってくれる」という絶対的な信頼感と安心感なのです。
 母性的なものが家庭にある状態とは、「父さんと母さんは、おまえのこういうところが好きだ」と心から言えたり、感じたりできていることです。
 どんなときも、子どもをそういう気持ちで包んであげれば、「おまえのことを愛している」などと口にしなくても、子どもには十分伝わります。「お父さん、お母さんは自分のことを好きでいてくれる」と思えるのです。
 それが『まるごと抱きしめる』ということです。母性的なもので家庭が満たされていたら、子どもは自分の家で安心してくつろげます。外でどんなにつらいことがあっても、家に帰ればほっとできる。やすらげる。そういうものを、家庭のなかにつくりだすのが母性的な機能なのです。
 学校の場合もそうです。きついことがあっても嫌なことがあっても学校に行けば安らげる、ホッとできる、こういう所が学校です。それで、「母校」とか「母港」という言葉があるでしょう?このことから、校歌に「母校」という言葉が入っている場合がよくあります。
 広安小学校の校歌には母校という言葉は入っていませんか?(「入っていません」という返事)
 私は益城中学校の卒業ですが、益城中学校の校歌には母校と言う言葉があります。
 今でも1番だけは覚えています。
 日輪は阿蘇より出でて   天がける光のもとに   輝きてそびえて立ちぬ
 おお益城さんたる偉容   おお益城我等が母校   栄光よ 益城と共に 
 また、父性的なものを伝えるには、こうした母性的なものが子どもたちのなかに十分伝わっていることが重要です。母性的なものが伝わったあとに、父性的なものが伝わることをしっかりと知っておいて欲しいと思います。
 ところで、人は、未熟な状態で生まれますので、子どもが独り立ちできるまで親が保護しなければなりません。この保護には、大きく括って、「世話」「指示」「授与」「受容」の4つがあります。
 世話とは、独り立ちができない子の世話をすることですね。この世話の過剰により、子どもは自分のことが自分でできなくなります。周りの大人がやってくれるので自分でする必要がないからです。
 指示とは、「ああしなさい」「こうしなさい」と道を指し示してやることです。この過剰により、子どもは自己判断ができなくなります。周りの大人から指示されるので自分で判断する必要がないからです。
 授与とは、ものを与えることです。この授与の過剰により、子どもの心から「感謝」「物を大切にする」などの心が育たなくなります。次から次にものを与えてもらえるので、もらうのが当たり前となって感謝の心は育ちません。ものを大事に使う心も育ちません。
 受容とは、子どもの言うことを聞き入れること、受け入れることです。この受容が過剰になると、自己規制・節度・忍耐力は生まれません。自分の言い分を何でも受け入れてもらえるので我慢する必要がないからです。
 大学の先生から聞いた話ですが、今の学生は自分から進んで勉強することがなかなかできないそうです。それどころか、「先生、宿題を出してください」と言うそうですよ。大学というところは自分が勉強したいことを見つけて自分で学ぶところです。それを「宿題がないと何を勉強してよいかわからないので宿題を出してください」と言うのです。「指示待ち症候群」という言葉を聞いたことがあるでしょう。大学生はもっと主体的に自ら考え判断し、行動してほしいと思います。
 今、学級で鉛筆の落とし物はどのくらいあるでしょうか。かなりあると思います。物を落としても拾おうとしない、探そうとしない子が増えています。落としてもそれに替わる物がいっぱいあるし、無くなったと言えばすぐに買ってもらえるから探す必要など無いのです。
 以前、学級担任をしているとき、一人の女の子が手袋を落としました。友達と薄暗くなるまで探しています。「もう遅いから明日にしよう」と言っても「見つかるまで探します」と、自分が遊んだ場所を思い出しながら探しました。鉄棒の近くの石の上にありました。そのときの喜びようはすごいものでした。あんなに物を大切にする子は見たことがありません。
 おもちゃ売り場で、だだをこねたり寝そべって泣いている子を時々見かけることがあります。あれは、子どもと親のせめぎ合いですね。どちらが勝つか見物です。たいていの親は、子どもに負けて、おもちゃを買ってやっています。これが子どもにとっては学習です。泣いたり喚いたりして欲しいと言えば買ってもらえることを学習するのです。だめなものはだめと毅然とした態度で子どもには接することです。これが父性です。
 皆さんは、この世話・指示・授与・受容のさじ加減でいつも悩んでいらっしゃると思いますが、ここでも親には父性が要求されるのです。
 今、モラトリアム症候群といって、大人になりたくない、子どものままでいたいという願望の若者が多いそうです。保護の最終目標は、自立です。独り立ちできる力を子どもに身につけさせることです。その自立、つまりに独り立ちに必要な力は、「体力」「基礎学力」「道徳性」「耐性」「感受性」なかでも「自尊感情」です。
 基礎学力は、学校でつけていただきます。体力、道徳性、耐性・がまんする力、感受性の基になるものは家庭において培うものです。これらの力を培うものは何度も言います、父性と母性です。
保護の4つの要素、「世話」「指示」「授与」「受容」のさじ加減をしながら子どもたちに自立できる力を培ってください。
 入学前に、早寝・早起き・朝ご飯の習慣化を図ってください。これは基本的生活習慣の基になるものです。基本的生活習慣の定着は学びの習慣化につながります。
 数年前、全国一斉の学力診断テストがありました。そのとき、生活習慣の定着についてのアンケート調査もありました。その結果、生活習慣が定着している子どもほど学力が高いことがわかりました。
 早寝といっても何時頃寝るのがよいでしょうか。それは睡眠時間と起きる時刻を基準にして考えることです。小学生の睡眠時間は、だいたい8〜9時間です。1年生は9時間はほしいですね。起きる時刻は、子どもの脳がもっとも活発に活動するのは起床2時間後だと言われています。学校での1時間目の学習はだいたい8時30分前後から始まります。これらから考えると、6時30分に起き、睡眠時間は9時間とるとすると、遅くとも9時30分前には寝るのがいいですね。だいたい、このくらいの時間に寝ていますか?周りの大人が夜型人間だと子どもも遅くまで起きています。早く寝かせてください。なかなか寝ないというところは、後でも触れますが、絵本の読み聞かせや昔話などを子どもが寝るとき、横になって話してください。何度も同じ話をしてもらうと子どもは話のストーリーを覚えてしまいますが、よく聞いて気持ちよく寝込みます。
 朝起きが自分でできているところ挙手してもらえますか?(10人前後挙手)
 うわぁー、すごいですね。是非これからも続けさせてください。
 起こしてもなかなか起きないところ?(大多数が挙手)
 そうですよね。子どもはなかなか起きません。起きないとき皆さんはどうしていますか?
 「起きるの? 起きないの?」と子どもに判断させることではありませんよね。起きる時刻になったら、布団をはいで「起きなさい!」と起こすものです。こらも父性ですね。
 人の体内時計は、25時間制です。朝陽を浴びて脳を目覚めさせることで24時間のリズムに調整しているのです。朝のカーテン開けがいかに大事であるかがおわかりでしょう。この役割を子どもにさせることです。
 私たちの体温は、明け方が一番低いことはお母さん方ご存じの通りです。朝ごはんのエネルギーで体温を上げることによって、脳が活発に働き、学力も向上するのです。私が学級担任をしているころ、運動会の練習中にバタッと倒れる子、顔色が真っ青になってしゃがみ込む子がいました。その子たちのほとんどが朝食抜きでした。食べてきましたという子に何を食べたかを訊ねると食パン1枚とコーヒーと答えていました。エネルギーにかわりやすいものを食べさせてください。ごはんとみそ汁かパンと牛乳などを。詳しくは、資料の「鈴木みゆき先生の講演骨子」を読んでください。
 冒頭、子どもたちの自尊感情の醸成を述べました。自尊感情は一朝一夕に育つものではありません。また、目に見えるものでもありません。毎日の生活の中で培われるものです。子どもたちにできる家庭内の仕事を責任持ってさせてください。たとえば、先ほど言いました、朝のカーテン開け、新聞取り、子どもにもできる仕事はたくさんあります。それを責任持ってさせ、できたら、認め、褒めてください。そのためには子どもの言動を見守ってください。そして、少しずつ子どもから手を離してください。この認め、褒め、励まし、伸ばすことが自尊感情の醸成に大きな力を発揮します。
 今日の体験入学にお子さんと一緒に歩いて来られたところ挙手願いますか?(3分の1程度挙手)
ありがとうございます。これから入学までの約2ヶ月の間に少なくとも4〜5回はお子さんと一緒に学校まで歩いてきてください。その内、1回は朝の登校時刻と午後の下校時刻にあわせて登下校してください。そして、危険箇所を教えてください。
 もう、20年以上も前になりますが、熊本市内の学校で入学間もない1年生が交通事故で即死という事故がありました。
 事故にあった1年生は、その日は家庭の都合で、近所の祖父母の家に帰るよう両親から言われ、一人で車の通りの多い道路を横断するところでした。自分のすぐ前のレーンは、渋滞で車が動いていません。反対側は空いていて車はスピードを出して走っていたそうです。1年生の子は車が渋滞で動かないのを、「自分が今から横断するから車が止まってくれた」と思ったのでしょうか。道路を横断し始めたのです。そして反対側車線に出たとたん、走ってきた車にはねられ即死だったと言うことです。本校も、学校の前の道路、そして県道高森線は車の通りの激しいところです。自分の命は自分で守ることをしっかり教え込んでください。
 今お子さんたちは、入学前の喜びを体いっぱいで表していることでしょう。冒頭お話ししましたようにぴかぴかのランドセルを背負って部屋の中を歩き回ったり、真新しい机に座ってお絵かきしたりと。
 それらと同時に、「自分でする」「どうして?」の言葉をお父さん、お母さんに投げかけていませんか?
 そんなとき、皆さんはどうしていらっしゃいますか?
 特にお母さんたちにこの言葉を投げかけるときのほとんどは、夕食の準備などで忙しく動いているときではありませんか?
 「もーっ、せからしか! なんね? 後からでよかたい!」と言う方ですか?
 「なんね? とてもいいことに気づいたね。お母さんもあなたの言うことを聞きたいけど、今、夕食の準備で忙しいの。この仕事が終わった聞くからね」と返す方ですか?
 子どもの疑問や気づきを大切にしてください。
 「自分でする」は、主体性のはじまりです。
 「どうして?」は、学習のはじまりです。
 これを親の都合で「せからしか!」で済ませると子どもは親に訊かなくなります。親に話をしなくなります。
 今、町内の全小学校でPTAやボランティアの人たちが絵本の読み聞かせをしています。私は基本的には、絵本の読み聞かせは親がするものと思っています。お父さんが、お母さんがお子さんを膝の上にだっこして絵本を読んで聞かせる、子どもにとっては至福の時間です。絵本のおもしろさはもちろんのこと、親のぬくもりを感じて心がもっとも安定する時間です。このような関係が親子の絆を強いものにしていくのです。
 この読み聞かせを通して、心が育ちます。想像力が豊かになります。本が好きになります。先ほど校長先生が文字は、「自分の名前が読めれば結構です」とおっしゃいました。私もそう思います。しかし、このような読み聞かせをしていると、子どもは自然と物語のストーリーや文字も覚えます。子どもなりに好きな絵本もできてきます。孫は、赤ずきんちゃんが大好きでした。オオカミがやってきて大きな口を開けておばあさんや赤ずきんちゅんを飲み込む場面になると、「こわい」と言って手で目を覆っていました。しかし、少しずつ指を拡げて絵本を見ていました。こわいと言いながらも、「もう一回読んで」とせがんでいました。
 絵本の読み方の上手下手ではないのです。愛が大事なのです。
 校長先生の挨拶で入学前の勉強についての話がありました。算数の勉強について、一言言います。
 皆さんの家庭では、おやつの与え方はどうしていますか?
 チョコボールをおやつに与えるとします。兄弟姉妹が2人以上いるとします。箱ごと、袋ごとどーんと好きなだけ食べなさいと与えますか?
 兄弟がけんかしないように、きちんと同じ数ずつ分けて与えますか?
 わざとけんかするように、同じ数には分けられないような数を与えますか?
 私は、わざと同じ数には分けられない数を与えていました。子どもは2人でした。チョコボールを一皿に5個か7個入れて「二人で仲良く食べなさい」といって与えるのです。兄弟がどうするか見ているとおもしろいですよ。互いに1個ずつとっていくと1個残ります。これをどうするかです。たいていは兄がとります。それでけんかです。「兄ちゃんはずるい」といって泣きます。ここで二人は大切な学習をしているのです。数の大小の学習を。「2」と「3」、あるいは「3」と「4」はどちらが大きいかを。昔から食べ物の恨みは恐ろしいと言うでしょう。
 こんなことを続けていると、兄もいつも自分が多くとるのは弟に悪いと感じ、たまには「今日はおまえが多くとれ」などの言葉が出てきます。これが思いやりにつながります。一人っ子の場合は、これは、明日の分もあるのよと言って与えれば、二人兄弟と同じような状況になりますね。この数が「30」「40」と大きな数ではこんなことは起きません。そんなに食べきれないですから。おやつは、少なめに、等分にならないように与え、子どもたちにけんかをさせてください。けんかではなく頭を使わせることですね。
 予定の時間をオーバーしましたが、私の話も皆さん一生懸命聞いていらっしゃいました。学習の基本は聞くことです。お子さんが入学後も、先生の話を本日の皆さん方以上に一生懸命聞き、広安小学校の1年生になるようさらなる指導をお願いします。
 4月、真新しいランドセルを背負い、スキップを踏みながら登校する1年生の姿を思い浮かびます。すばらしい学校生活が送れますことを祈念して話を終わります。
 ご静聴、ありがとうございました。